■海外貴金属市況コメント■
11月25日、週末NY貴金属市場の金は下落。朝方はイタリアの2年物国債の利回りが一時8%台まで上昇するなど、ユーロ圏債務危機の拡大懸念が燻ぶっている事で、外為市場でドルが対ユーロで上昇したことを受け軟調に推移。その後NY株式市場が一時100ドル超の上昇となった事で投資家心理が改善し、金相場は下げ幅を縮小する場面が見られた。しかし、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がベルギーの長期信用格付けを「AA+」から「AA」に引き下げると発表した為、NY株式市場がマイナスサイドに転落するると投資家心理が再び冷え込み下落して引けた。一方、プラチナも下落。ユーロ圏の債務危機から、世界経済の先行き不透明感が強まり、工業用需要が一段と減少するとの思惑から売り物が優勢の展開となった。






最新の喜平ネックレス/ブレスレット販売相場
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(11月25日)】
金(ゴールド)価格、プラチナ価格 【海外市況(11月24日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月24日、NY市場(貴金属・株式・外為市場等)は感謝際のため休場でした。24日ロンドン金市場は米国市場が「感謝祭」の祝日で休場につき、積極的な商いが見送られる格好となり、金現物相場は1トロイオンス=1690ドル台でもみ合い推移となった。11/25日、午前8時30分現在のシドニー市場は金1695.10ドル、外為市場のドル/円は77.19円で推移してます。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格 【海外市況(11月23日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月23日、NY貴金属市場の金は下落。ドイツが23日に実施した10年物国債の入札が低調となったことに加え、格付け会社フィッチがユーロ圏の信用問題の悪化がフランス国債の「AAA」格付けをリスクにさらす可能性があると指摘した事で、ユーロ圏の債務危機が拡大するとの懸念が高まった。これを受け、欧米の株式市場が大きく値下がりしたため、金売りが先行し、一時1トロイオンス=1670ドル台まで売られる展開となった。ただ、売り一巡後は実需筋の買い物が優勢となり下げ幅を縮小した。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(11月21日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月21日、週明けNY貴金属市場の金は下落。欧州債務危機の拡大懸念や欧米の株式市場の大幅下落を受け金は売られた。ハンガリーが国際通貨基金(IMF)と欧州連合(EU)に金融支援を打診したと報じられたほか、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、フランスの国債利回りの上昇に警戒感を示し、資金調達コストが長期間にわたって高止まりした場合、フランスの財政再建が一層困難になると指摘。金は株式市場の損失の穴埋めの資金調達に換金売りが先行し1700ドルの大台を割り込み、約1ヶ月ぶりの安値圏をつけた。一方、プラチナやその他貴金属も同様に、ユーロ圏の債務危機を背景とした欧米の株式市場の急落を手掛かりに売り物が先行し下げ幅を拡大した。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月18日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月18日、週末NY貴金属市場は小幅高。外為市場でのドル安ユーロ高を受けての買いや、前日の急落に対する買い戻しで上昇。ただ、買い一巡後にドル安・ユーロ高が一服して値を戻した事から上昇幅を縮小して引けた。欧州中央銀行(ECB)が国際通貨基金(IMF)を通じて資金提供を行うとの案が出て、これが欧州債務懸念を後退させているとの声もあるが、確定的な案ではない事から、なお先行き不透明感は高いと市場関係者が見ている。一方、プラチナも上昇。金と同様に外為市場の動向や前日の急落に対する買い戻しで上昇したが上げ幅は限定的だった。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(11月17日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月17日、NY貴金属市場の金は下落。NY原油先物相場の大幅下落や、欧州財務問題及びその取り組みに対する強い懸念、さらにスペイン国債利回りが急上昇したことから、外為市場でのドル高ユーロ安を眺めた売りが膨らんだ。市場ではリスク回避による投資資金撤退観測が高まった。他の商品も全般的に下落しその際に発生するであろう損失を補うための資金を捻出するため金の換金売りに大幅下落、11月10日以来の安値1736ドル60セントを下回った。一方、プラチナや銀も大幅安。金と同様に欧州財務問題に対する不安感を手掛かりに売られた。銀は約4週間振り・プラチナは2週間振りの安値を付けた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格 【海外市況(11月16日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月16日、NY貴金属市場の金は下落。欧米の株式市場の下落や総じて良好な米経済指標(米10月の消費者物価指数「CPI」は前月比0.1%低下し、4ヶ月ぶりにマイナスに転じた。インフレ懸念が緩和したことでインフレヘッジの役割をもつ金の魅力が低下)や、欧州債務問題に対する根強い不安感などを背景に外為市場でドルが対ユーロで上昇。この流れを受け金に売りが膨らんだ。終盤にかけ、ややドル安・ユーロ高方向に値を戻したため買い戻しが入り、下落幅を縮小して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安 【海外市況(11月15日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月15日、NY貴金属市場の金は小幅高。朝方はNY外為市場でドルが対ユーロで上昇したことを眺めての売りや、欧州中央銀行(ECB)の金準備高が200万ユーロ減少したと報じられた事で、弱材料となって下落し、一時は1760ドル割れを試す展開となった。しかし終盤にかけ売り一巡後は値頃感による買い戻しや実需の買いや資金の逃避先としての買いで反転し小幅上昇して引けた。一方、プラチナは下落。英ジョンソン・マッセイ社の中間報告により、プラチナは3年連続の供給過剰で、向こう半年の予想レンジは1450ドル~1800ドルになるとした。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(11月14日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月14日、週明けNY貴金属市場の金は下落。朝方は前週末の流れを引き継ぎ堅調に推移し一時は1800ドル付近まで上昇した。しかし節目の1800ドルに達せずに値を下げ、その後は欧州財務懸念を背景に市場の投資意欲が後退した事や外為市場でドル高・ユーロ安を眺めての売りに小幅下落して引けた。一方、プラチナは欧米の株式の下落や欧州財務不安を背景に売り込まれる場面も見られたが、終盤にかけ買い戻しも入り下げ幅を縮小、小幅安で引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月11日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月11日、週末NY貴金属市場の金は上昇。イタリア議会の上院で財政安定法案が承認され、近く新内閣が誕生するとの見方が広がっているうえ、ギリシャでも新政権が発足したことを背景に、ユーロ圏の債務危機問題が後退し外為市場でユーロが対ドルで上昇したことや、欧米の株式市場が大幅高になるなどリスク選好度が回復。これを受けて、金にも投機資金が流入し、大幅に上昇して引けた。一方、プラチナや銀は欧米の株式市場の大幅高や金の上昇に連動する形で引けた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格 【海外市況(11月10日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月10日、NY貴金属市場の金は下落。イタリアとギリシャの債務危機問題の不透明感や仏と独の10年債利回り格差がユーロ導入来最大になったことを背景に外為市場でユーロが対ドルで下落、これを受け売り物が膨らみ、一時11月3日以来となる1トロイオンス=1730ドル台後半を付けるなど、大きく値を崩した。また、テクニカル面の悪化も売りを誘った。ただ売り物が一巡すると、急激な下落に対する反動や対ユーロでのドル高が一服したことに加え、ギリシャの次期首相の決定、イタリアも暫定政権が樹立されるとの見方から両国の政局不安が後退し、下げ幅を縮小する展開になった。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(11月9日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月9日、NY貴金属市場の金は下落。朝方はイタリア国債利回りが「危険水準」とされる7%を超え資金調達に支障が出るのではとの思惑で安全資産とされる金に買いが集まり上昇。一時1トロイオンス=1800ドル台を回復した。しかしその後は、外為市場において対ユーロでドルが上昇、これを受け上げ幅を縮小し終盤にかけ小幅下落して引けた。欧米の株式市場の急落も売りを誘う要因になった。一方、プラチナは欧米の株式市場の大幅下落したことや金相場の下落に連動。本日発表された10月の中国の新車販売台数が5ヶ月ぶりのマイナスとなる前年同月比1.1%減少と低調となったこと等から、売り物が先行し大幅下落して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月8日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月8日、NY貴金属市場の金は上昇。朝方はイタリアの2010年度会計関連法案可決やギリシャの政局不安が一段落したことから、軟調に推移した。しかしその後売り物が一巡すると、イタリアでは野党議員の棄権でベルルスコーニ内閣は過半数割れとなったうえ、政権ナンバー2で連立与党「北部同盟」のボッシ党首がベルルスコーニ首相の辞任を要求、また野党も不信任動議を提出する意向を示し引き続き同国の政局不透明感が浮上。これを背景に、リスク回避姿勢の強まり再び安全資産としての金が買われ、終盤にかけ上昇して引けた。一方プラチナは欧米の株式市場の上昇などを背景に堅調に推移して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格 【海外市況(11月7日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月7日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。ギリシャでの政局不安が一段落したものの、イタリアのベルルスコーニ首相辞任の噂(直ぐに否定された)など同国の政情不安に加え、前週末に欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーがイタリア国債の買い支えを中止する可能性を示唆したことで、同国の国債利回りが1999年のユーロ発足以来の最高を更新。これを受けて投資家のリスク回避姿勢が強まったことで安全資産としての金に買いが集まった。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(11月4日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月4日、週末NY貴金属市場の金は下落。主要20ヶ国地域首脳会談(G20)を受け、外為市場でドルが対ユーロなどで上昇。これを眺めて金が売られた。他の貴金属も金に連れる展開となって反落して引けた。注目されていた10月の米雇用統計はまちまちな内容であったため、これに対する貴金属市場の反応は限定的だった。ただ、ギリシャの債務問題については、パパンドレウ首相の信認投票の行方なども絡めて不透明感が漂っており、市場参加者の多くが様子見気分が強く売買を見送った。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月3日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月3日、NY貴金属市場の金は上昇。本日もギリシャ問題を背景とした逃避買いで金は堅調に推移した。ギリシャのパパンドレウ首相の進退をめぐって情報が錯綜したが、同国の支援策受け入れを巡る国民投票は回避される見通しであるとの趣きから、外為市場でユーロは対ドルで上昇。これを眺めての買いに大幅上昇して引けた。一方、プラチナや銀もNY株式市場の上昇に好感した他、金の上昇に連れて買われた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(11月1日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月1日、NY貴金属市場の金は下落。ギリシャの債務不安の再燃を背景に外為市場でドルが対ユーロで上昇、これを受け金は売られた。一時1トロイオンス=1700ドルの大台を割り込んだ。その後、仏独首脳がEU首脳会議の決定を完全履行する旨発言したと報じられて、ユーロ・ドルが戻る恰好となり下げ幅を縮小したが上昇には転じなかった。一方、プラチナや銀も金に連れた値動きとなり下落して引けた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(10月31日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月31日、週明けNY貴金属市場の金は下落。31日の東京外為市場では日本政府・日銀によるドル買い・円売り介入でドルが強含みとなった。海外市場でも幾分戻したがドル高円安傾向は継続。これを受け金は売られる展開となった。しかし、欧州債務危機の影響を受けて、米金融会社が破綻したと報じられ、安全への逃避で金は買い戻され、終盤下げ幅を縮小して引けた。プラチナは金の下落に連れた他、原油安やNY株式市場の下落に嫌気され売られ大幅下落して引けた。一時1600ドルの節目を割り込む場面も見られた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月28日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月28日、週末NY貴金属市場の金は小幅安。朝方は週末を控えて市場に模様眺めムードの広がる中、昨日の強地合いを引き継いで堅調に推移した。しかしその後は外為市場でドルが対ユーロで上昇した事を眺めての売りや週末を控えての利益確定の売り、NY原油の下落などが弱材料視されて小幅下落して引けた。一方、プラチナや銀は米景気拡大を示す経済指標やユーロ圏の信用不安の後退などを背景に投資家のリスク許容度が高まったことで買いが先行した。ただ買い一巡後には、NY原油の下落など弱気な外部市場に圧迫され、上げ幅を縮小して週末の取引を終えた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月27日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月27日、NY貴金属市場市場の金は上昇。ユーロ圏首脳会議が債務危機への包括対策で基本合意したことや第3四半期の米国内総生産(GDP)速報値の堅調を受けて外為市場でユーロが対ドルで上昇。これを受け投機筋らの買いが先行した。またNY原油の急伸など国際商品価格の高騰にインフレヘッジとしての金の魅力が高まったことも買い材料に大幅上昇して引けた。一方、銀やプラチナは大幅高。世界的な景気の先行き不透明感の後退に投資家のリスク許容度が高まった他、NY原油の急騰やNY株式市場の大幅上昇も強材料視された。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月26日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月26日、NY貴金属市場市場の金は上昇。注目された欧州連合(EU)首脳会議でユーロ圏の債務危機に対する打開策への不透明感が強まったことから投資家のリスク回避志向が高まり、安全資産としての金を逃避的に買う動きが強まった。米国の追加金融緩和観測の広がりも支援材料につながった。市場では「欧州連合の首脳会議については既に織り込み済みとの見方も強いが、いずれにしても解決への道のりは遠く、目先的に金相場は強含む可能性がある」との声が聞かれた。一方、プラチナや銀も上昇。銀はインドの現物買いに支えられたほか、金の急続伸につれて上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月25日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月25日、NY貴金属市場市場の金は上昇。26日の欧州連合(EU)首脳会議前に開催が予定されていた財務相理事会の延期を受けてユーロ圏の信用不安が再燃したことや、米消費者信頼感指数の大幅な悪化を背景に投資家のリスク回避志向が高まり、安全資産としての金を逃避的に買う動きが広がった。一方、NY原油の急伸など国際商品価格の高騰にインフレヘッジとしての金の魅力が高まったことも強材料視され、1700ドルの大台を回復して取引を終えた。銀やプラチナ系貴金属も上昇。財務相理事会のキャンセルなど世界的な景気先行き懸念が強まったものの、金など主要商品高を囃した買いに連動する形で大幅上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月24日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月24日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。先週末に開催された欧州連合(EU)首脳会議でユーロ圏の債務危機に対する解決策が示されるとの期待感の高まりに好感した投資家による金を買う動きが強まった。また、中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の好調な内容を受けた同国の金塊需要増加観測に加え、原油など国際商品価格の高騰にインフレヘッジとしての金の魅力が高まり、一時20ドル以上の上げを伴う急上昇となった。銀やプラチナ系貴金属は、世界的な景気先行き不透明感の後退が好感される中、主要商品高やNY株式市場の上昇を眺めた買いに大幅上昇して引けた。NY外為市場で円は上昇、投資家のリスク回避が継続し相対的に安全とされる円が買われ1時75円後半まで上昇した。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月21日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月21日、週末NY貴金属市場の金は上昇。昨日の急落に対する反動から強気筋らによる押し目拾いの買い注文が先行。その後も、欧州連合(EU)首脳会議でユーロ圏の債務危機に対する解決策が示されるとの期待感から金に投資資金を流入させる動きが広がった。一時30ドル以上の上げを伴う急伸商状となるなど大きく値位置を引き上げた。他にも「米連邦準備制度理事会(FRB)による追加金融緩和観測の高まりも買い材料視された。一方、銀やプラチナ系貴金属は、欧州連合(EU)首脳会議への好意的な見方に加え、これに伴う主要商品高や、NY株式市場の急騰などを囃した買いが優勢となり、いずれも上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(10月20日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月20日、NY貴金属市場の金は下落。23日の欧州連合(EU)首脳会議を控え、ユーロ圏債務危機の解決策を巡るドイツとフランスの意見対立などに市場のセンチメントが悪化したため金から投資資金を引き上げる動きが広がった。外為市場でドルが対ユーロで上昇したことも相場の押し下げ要因になり、一時40ドル以上急落した。終盤には幾分戻したが下げ幅は縮小されず4日間続落して引けた。銀やプラチナ系貴金属も、ユーロ圏の景気先行き不透明感の強まりに加え、金相場の急落を眺め下落して引けた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(10月19日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月19日、NY貴金属市場の金は下落。朝方は、昨日の急落に対する反動から実需筋らによる押し目拾いの買いや外為市場での、ユーロに対するドル高一服、NY原油の上昇といった貴金属と関連性の高い外部市場の動向も強材料視され、堅調に推移。しかしその後は、23日の欧州連合(EU)首脳会議を前にして市場に様子見ムード漂う中、景気の先行き不安を反映した投資家心理の悪化を受けて金から投資資金を引き上げる動きが広がり小幅下落して引けた。銀やプラチナ系貴金属は、スペイン国債の格下げなどユーロ圏の景気先行き不透明感が強まった他、金相場の下落といった弱材料が重なり、いずれも軟調に推移した。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(10月18日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月18日、NY貴金属市場の金は下落。中国の7~9月期の実質国内総生産(GDP)成長率の鈍化を受けて同国の金塊需要減退観測が広がったことに加え、欧州債務危機に対する懸念などを背景に世界的な景気先行き不安が強まり、外為市場でドルが対ユーロで上昇。これを受け金は売られた。一時40ドル以上の下げを伴う急落商状となった。ただその後は、対ユーロにおけるドル高一服につれて買い戻しも入り、下げ渋る展開となった。銀やプラチナ系貴金属は早い段階で、中国の景気減速懸念やユーロに対するドル高の進展、金相場の急落など弱材料が重なったためにいずれも地合いを緩め、軟調に推移。終盤にかけ金相場の下げ一服に急速に切り返し、銀とパラジウムは小幅上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(10月17日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月17日、週明けNY貴金属市場の金は下落。先週末の20ヶ国国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議でユーロ圏の信用不安が後退したために投資家心理が改善した他、外為市場でのドル安ユーロ高を眺めて投資家らの強気筋らの買い注文が先行。一時1690ドル台半ばまで大きく値位置を引き上げる場面も見られた。しかしその後は、ショイブレ独財務相の発言を受けてユーロ圏の債務問題に対する楽観的な見方が後退し、終盤にかけ小幅下落して引けた。銀やプラチナ系貴金属は、主要商品の上昇や(対ユーロでの)ドル相場の下落などに支援される場面も見られたが買いが一巡すると金の下落につられる形で下落して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月14日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月14日、週末NY貴金属市場の金は上昇。20ヶ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、欧州債務危機の解決策に対する期待感が高まったことから、外為市場でユーロが対ドルで上昇。これを受け金は買われた。一時は利食い売りなどに頭押さえられる場面もあったが、その後は原油相場の大幅高などに支えられて水準を切り上げ、1トロイオンス=1680ドル台を回復して取引を終えた。一方、プラチナや銀も上昇。金の上昇に追随する格好となったほか、欧州債務危機の後退などを背景に米株式市場や原油相場が大幅高となったことなどにも支援され、上昇して週末の取引を終えた。