金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(11月21日)】

■海外貴金属市況コメント■
11月21日、週明けNY貴金属市場の金は下落。欧州債務危機の拡大懸念や欧米の株式市場の大幅下落を受け金は売られた。ハンガリーが国際通貨基金(IMF)と欧州連合(EU)に金融支援を打診したと報じられたほか、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、フランスの国債利回りの上昇に警戒感を示し、資金調達コストが長期間にわたって高止まりした場合、フランスの財政再建が一層困難になると指摘。金は株式市場の損失の穴埋めの資金調達に換金売りが先行し1700ドルの大台を割り込み、約1ヶ月ぶりの安値圏をつけた。一方、プラチナやその他貴金属も同様に、ユーロ圏の債務危機を背景とした欧米の株式市場の急落を手掛かりに売り物が先行し下げ幅を拡大した。

ページトップ