金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(10月17日)】

■海外貴金属市況コメント■
10月17日、週明けNY貴金属市場の金は下落。先週末の20ヶ国国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議でユーロ圏の信用不安が後退したために投資家心理が改善した他、外為市場でのドル安ユーロ高を眺めて投資家らの強気筋らの買い注文が先行。一時1690ドル台半ばまで大きく値位置を引き上げる場面も見られた。しかしその後は、ショイブレ独財務相の発言を受けてユーロ圏の債務問題に対する楽観的な見方が後退し、終盤にかけ小幅下落して引けた。銀やプラチナ系貴金属は、主要商品の上昇や(対ユーロでの)ドル相場の下落などに支援される場面も見られたが買いが一巡すると金の下落につられる形で下落して引けた。

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