





最新の喜平ネックレス/ブレスレット販売相場
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月24日)】
7月24日、NY貴金属市場の金は下落。NY原油先物相場の下落や、利益確定の売りに押された。また、本日発表された6月の米新築住宅販売件数が5年1ヶ月ぶりの高水準となったことを受け、米量的緩和の縮小観測が再浮上したことやNY原油相場の下落に伴い、インフレヘッジとしの金の魅力が薄れた。一方、プラチナは上昇。本日発表された7月のユーロ圏と米国のPMI(購買担当者景況指数)がともに良好な内容となったことで、プラチナ需要が回復するとの思惑から買われた。また、NY外為市場ではドルが対円で上昇し、100円台に下落した。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月22日)】
7月22日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのユーロ高ドル安を眺めての買いや、本日発表された6月の米中古住宅販売件数が予想を下回る前月比1.2%減の年率508万戸と減少したことを受け、リスク回避としてのの金に買いが集まった。米国が量的緩和を当面継続するとの見方も広がり、6月24日以来およそ1ヶ月ぶりとなる1300ドルの節目を回復して引けた。プラチナも上昇。金の大幅上昇に連動して買われた。NY外為市場で円が対ドルで上昇。参院選で大方の予想通り自民党が圧勝した事をうけ、利益確定の円買いドル売りが加速した。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月19日)】
7月19日、週末NY貴金属市場の金は上昇。NY外為市場でのドル安ユーロ高を受けての買いや、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の議会証言から米国の量的金融緩和策の早期縮小観測が後退したことが引き続き支援材料となった。国際通貨基金(IMF)が、20ヶ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議向けの文書で「現在の世界金融市場の不安定な動きは、継続し深刻化する可能性がある」との見方を示したことも、ファンド筋等の買いを誘った。ただ、終盤にかけ利食い売りに押され上げ幅を縮小して引けた。プラチナも上昇。金の上昇による追随買いや、堅調を続けるNY株式市場の上昇に好感した買いが持続した。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月18日)】
7月18日、NY貴金属市場の金は上昇。NY原油先物相場の上昇に伴うインフレヘッジとしての買いや、ショートカバーの買い戻しで小幅上昇。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)は前日の議会証言で、経済の実態により量的緩和縮小の開始時期を調整するとの考えを示した。ただ、量的緩和縮小が年内に開始されたとしても、そのペースは緩やかで、超低金利は当面継続するとの見方が広がった。終盤にかけNY株式市場が史上最高値を更新すると投資家のリスク選好姿勢が強まり、上げ幅を縮小して引けた。プラチナも堅調。NY株式市場の上昇に好感した買いで上昇した。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月16日)】
7月16日、NY貴金属市場の金は上昇。これといった材料のないなか、外為市場でのユーロ高ドル安を受けて買われたた他、売られ過ぎによるショートカバーの買いやアジアを中心とした実需筋の買いで小幅高で引けた。ただ、17日のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控え様子見気分が強まった。プラチナも小幅高。朝方はファンド筋による買いで堅調に推移したが、終盤にかけNY株式市場の下落により上げ幅を縮小し小幅高で終了した。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月15日)】
7月15日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。朝方は売られ過ぎによるショートカバーの買い戻しで上昇。その後発表された中国の国内総生産(GDP)成長率が7.5%にとどまり、前期の7.7%から減速したことで、同国の金需要が低下するとの見方が浮上し軟調に推移した。しかし、本日発表された米小売売上高が市場予想を下回ったことで、米金融緩和の縮小時期が遅れるとの思惑が広がると買い戻しが入り、小幅上昇して引けた。プラチナも上昇。米株式市場の上昇に好感した買いや、金の上昇に連れる格好で買われた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月11日)】
7月11日、NY貴金属市場の金は上昇。金は前日の本取引終了後に行われた米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の講演で、金融緩和策を当面継続する姿勢を示したことを受けて買われた。米量的緩和策の早期縮小観測が後退し、ショートカバーやファンド筋等の安値拾いが活発化し、大幅上昇して引けた。プラチナも上昇。前日のFOMC議事録やFRB議長発言で量的緩和早期縮小観測が後退したうえ、世界的な株式市場の堅調や金の値上げに追随する形で買われ、6月20日以来1400ドルの節目を回復して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月9日)】
7月9日、NY貴金属市場の金は上昇。中国のインフレ指標を受けて買われた。本日発表された中国の6月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同期比2.7%と、前月の2.1%から加速し、事前予想を上回ったことで、インフレヘッジとしての買いが先行した。ただ、終盤にかけてアスムセン欧州中央銀行(ECB)理事の発言を受け、ECBが長期にわたって緩和策を維持するとの思惑から、外為市場でユーロ安ドル高が進行。これを受け金も上げ幅を縮小して引けた。プラチナも上昇。朝方は金や米株式市場の上昇に連れ高となったものの、国際通貨基金(IMF)が世界経済の成長率を下方修正したことによりプラチナの需要が減少するとの思惑から売られ小幅高で引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月8日)】
7月8日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。外為市場でユーロ高ドル安を眺めての買いや地政学的リスクによる買いで上昇。ユーロ圏財務相会合でギリシャ向け融資支援の実行が承認され、ドルが対ユーロで軟調に推移。一方、エジプト前大統領の解任をめぐり、治安部隊とイスラム組織ムスリム同胞団支持者の対立拡大に懸念が広がっていることも買い材料につながった。ただ、米量的緩和の早期縮小観測や、世界最大規模の金上場投資信託(ETF)「SPDRゴールド・シェア」純資産残高は引き続き4年5ヶ月ぶりの低水準となっており、終盤にかけ上げ幅を縮小して引けた。プラチナも上昇。金の上昇や米株価の上昇に連れ高となったほか、南アフリカの白金大手アングロ・アメリカン・プラチナムの鉱山でのストによる、操業に影響が出ているとの報道が買いを誘った。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(7月1日)】
7月1日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。売られ過ぎとの見方からの買いや、安値拾いの買いが先行した。米量的緩和縮小観測などを背景に売り物が優勢となっていた最近のトレンドに対し売られ過ぎとの見方が広がったことなどから、買い戻しが先行した前週末の流れを引き継いだ。堅調なユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)を受けて、ユーロが対ドルで上昇したことも買いを誘った。プラチナも上昇。金の急伸に連れ高となったほか、米株式市場の堅調推移も相場を支援。6月20日以来となる1380ドル台を回復した。また、南アフリカ共和国の鉱山会社ロンミンで労使間の緊張が高まっており、鉱山ストライキに対する懸念が再燃していることも強材料視された。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(5月30日)】
5月30日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのユーロ高ドル安を眺めた買いや、米商務省が本日発表した今年第1四半期(1月-3月)の米国内総生産(GDP)改定値が2.4%と市場予想の2.5%増を下回った。また、米週間新規失業保険申請件数が事前予想よりも悪い内容となったことで、米金融緩和が当面続くとの思惑から買われ、約2週間ぶりに1400ドル台を回復して引けた。また、世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストの金保有高が29日時点で、5月9日以来約3週間ぶりに増加したことも支援材料となった。プラチナも上昇。金の上昇に連動した事やNY株式市場が小幅上昇したことに好感され買われた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(5月28日)】
5月28日、連休明けのNY貴金属市場の金は小幅安。外為市場でのドル高ユーロ安を眺めた売りに押された。朝方は上昇。国際通貨基金(IMF)が「4月の中央銀行保有金残高が前月比30.23トン増加した」と発表したことを受け、一時は22日以来1400ドルの節目をつけた。しかし、その後発表された5月の米消費者信頼感指数が5年3ヶ月ぶりの高水準となったことや、NYダウ平均が一時史上最高値に迫る上伸となったことを背景に、投資家のリスク志向が強まり、金を売って株に資金を振り向ける動きが広がった。またメリルリンチが今年の金・銀相場見通しを金が12%下方修正して平均1478ドル、銀が25%下方修正して同2440セントとしたことも圧迫材料となった。一方、プラチナは上昇。NYダウの上昇に好感した買いで上伸して引けた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(5月22日)】
5月22日、NY貴金属市場の金は下落。FRB議長の発言に乱高下の激しい一日となった。朝方、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は上下両院の経済合同委員会での議会証言で現行の金融緩和策を当面続ける姿勢を強調。これを受け金は買われ一時は約1週間ぶりに1400ドルを回復した。しかし、その後同議長が「労働市場の持続的回復が確認されれば緩和策を縮小する」と発言すると、一転して売り物が優勢の展開となってマイナスサイドへ下落して引けた。一方、プラチナは上昇。バーナンキFRB議長が金融緩和策の継続を強調したことを好感する向きからの買いが先行した。NY株式市場がが連日の史上最高値更新を記録したことも相場を支援し、一時は1500ドルの節目を試す水準まで上昇していた。しかしその後は、同議長が緩和策の縮小に言及したことやNY株式市場が下落に転じると売られ、上げ幅を縮小して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(5月20日)】
5月20日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。朝方は需要後退懸念などを背景に売り物が優勢となった前週末からの流れを引き継ぎ、4月18日以来およそ1ヶ月ぶりの安値水準となる1330ドル台をつける場面も見られた。しかし、その後は新規の手掛かり材料がないなか、最近の下落に対する売られ過ぎとの見方が広がったことから、安値拾いの買いが先行して下げ幅を縮小。中盤以降はプラスサイドを回復したことを切っ掛けにテクニカル的な買い物がさらに膨らんだため、一時は1400ドルの節目を窺う値位置となるなど大きく水準と切り上げて引けた。一方、プラチナも上昇。新規の独自材料が見当たらない中、金の大幅高に追随する格好。テクニカル要因による買いも見受けられたため、一時は1500ドルの節目を試すなど大幅上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(5月14日)】
5月14日、NY貴金属市場の金は、下落。外為市場でのドル高ユーロ安を眺めた売りに押された。米景気回復期待感を背景に米株式市場は史上最高値を更新。金の「質への逃避」としての買いが薄れた。また、中国の景気鈍化懸念から同国の金需要が減退するとの観測も下落要因につながった。一方、プラチナは上昇。米株式市場やドイツDAXが史上最高値を更新するなど、欧米の株式市場が上伸したことで、工業用需要の増加期待が台頭し、ファンド筋の買い物が先行する展開。南アフリカの鉱山ストライキの報も上昇要因につながった。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(5月9日)】
5月9日、NY貴金属市場の金は下落。本日発表された米週間新規失業保険申請件数が事前予想よりも良い内容(2008年1月以来の低水準)となり、労働市場の改善で米金融緩和の早期終了観測が広がったうえ、NY株式市場を含め世界的な株高基調が強まっていることで、比較的安全な資産とされる金を売って株に投資資金が流れた。そのうえ、引き続き金上場投資信託(ETF)の減少が止まらないことも相場の下落要因につながった。一方、プラチナは上昇。中国の4月の新車販売台数が前年同月比13.4%増と、引き続き2桁の伸びを示し、同国の自動車市場の堅調に自動車用触媒で使用される白金の需要増加観測で買われた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(5月8日)】
5月8日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのユーロ高ドル安を眺めた買いや、香港から中国への金の純流入量が2月から大幅に増加(過去最高を記録)し、本日発表された4月の中国貿易統計で同国経済の着実な回復が示され、向こう数ヶ月でも金需要が急増するとの観測が強まったことも上昇要因につながった。しかし、本日もNYダウ平均が史上最高値を更新したうえ、引き続き金上場投資信託(ETF)の金保有高が4年ぶりの低水準に減少していることが要因に上げ幅を縮小して引けた。プラチナも上昇。中国貿易統計が強い内容となったことで、同国からの需要増加観測が強まったことや、南アフリカの白金生産会社アングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)の事業再編問題など不透明要因が解消されていないため終盤にかけ上昇幅を削って引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(5月6日)】
5月6日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。朝方は前週に続きインフレヘッジとしての金買いや、アジアを中心にした買いに上昇した。しかし、終盤にかけ欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、必要とあれば追加利下げに踏み切る姿勢を再表明したことで、外為市場でドル高ユーロ安が進行し、これを眺めて金も売られ上げ幅を縮小し小幅高で引けた。前週に米連邦公開市場委員会(FOMC)が量的緩和第3弾(QE3)の継続を決めたほか、ECBが主要政策金利を史上最低水準に引き下げるなど、世界的な金融緩和を背景にしたインフレへの警戒感から、金は堅調に推移すると見る向きが多い。一方、プラチナも上昇。金の上昇に連れる格好で続伸して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月29日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月29日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのユーロ高ドル安を眺めた買いやNY原油先物相場の上昇、前週末の下落に対する反動による買い戻しで上昇した。しかし、終盤にかけ利益確定の売りに押され上げ幅は限定的となった。市場関係者の間では、中国やインドなどアジア勢の現物需要が旺盛なことや、4月の米造幣局のイーグル金貨販売量が2009年12月以来の高水準となったことが引き続き強材料視される一方、中央銀行による金売却や不透明な米金融緩和の見通しなどを背景に金上場投資信託(ETF)の保有高解消の動きが継続していることを嫌気する向きもあり、様子見気分が強まっている。プラチナも4営業日続伸。金や米株式市場の堅調推移にも支えられ、約2週間ぶりに1500ドルの節目を回復して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月25日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月25日、NY貴金属市場の金は上昇。欧州中央銀行の利下げ観測を背景とした実需筋の買いが継続。著名投資家ジョン・ポールソン氏が金に対する強気の見方を示したことも買いを誘った。国際通貨基金(IMF)が発表した統計で、トルコ・ロシアなどの金保有の増加が示されたことも好感され、一時1トロイオンス=1460ドル台後半まで上昇、15日以来の高値圏に浮上した。一方、プラチナも大幅続伸。米週間新規失業保険申請件数が市場予想よりも良い内容であったことで、米国の雇用情勢の不透明感が後退したことや、NY株式市場が上伸による工業用需要の拡大期待からファンド筋等の買いが膨らんだ。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月24日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月24日、NY貴金属市場の金は上昇。欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測に金は見直された。ドイツの低調な経済統計を受けた欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測の高まりを背景に、実需筋の買い物が先行する展開。本日発表された3月の米耐久財受注がマイナス5.7%と、市場予想(マイナス2.8%)を下回ったため、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和政策が当面継続するとの思惑も買いを誘った。ただ、終盤にかけ利益確定の売りに押され上げ幅を縮小して引けた。プラチナも上昇。金や原油相場の上昇に連れて買い物が先行する展開。ただ、米景気の先行き不透明感が相場の重しとなり、上げ幅は限定的となった。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月22日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月22日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。前週に引き続き、アジア勢を中心にした実需筋の買いやテクニカル要因からの買で上昇。一時1トロイオンス=1438.80ドルまで上昇、1週間ぶりの高値圏に浮上した。ただその後は、ファンド筋の利益確定の売り物に押される格好で上げ幅を縮小した。イタリアのナポリターノ大統領が再任されたことで、同国の政局混迷打開への期待が高まった。これを受け、欧州債券市場でイタリア国債利回りが低下(価格は上昇)したことも上げ幅を抑えた。プラチナも上昇。NY株式市場の上昇や金の上伸に連れる格好で買われた。しかし終盤にかけ、米国経済の先行き不透明感から工業用需要が伸び悩むとの見方もあり、上値は抑えられた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月17日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月16日、NY貴金属市場の金は上昇。前日に2011年2月以来約2年2ヶ月ぶりの安値を付けたうえ、1日の下げ幅としては1980年1月22日(143.50ドル)以来約33年3ヶ月ぶりの大きさ、史上2番目の落ち込みを記録したことで、取引序盤からテクニカル買いが先行し、一時は1400ドルの節目を回復する場面も見られた。しかし、その後は一段安への警戒感から上値は限定的となったことに加え、米先物取引所大手CMEグループが16日引けの建玉から貴金属四品の証拠金を引き上げると発表したことから、再び1400ドルを割り込むなど、上げ幅を縮小して引けた。一方、プラチナも上昇。金や米株価の上昇に連れる格好で反発。銀も金や非鉄相場に連れ高となった。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格上昇【海外市況(4月11日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月11日、NY貴金属市場の金は上昇。朝方は外為市場でのユーロ高ドル安を眺めての買いや前日大幅下落となった反動から、安値を買う動きで上昇。しかし、終盤にかけNY原油の下落に圧迫されたほか、キプロスの金準備売却案が引き続き弱材料視された面もあり、上値は抑制された。市場では、前日のFOMC議事録に対するインパクトが大きく、本日発表された米週間失業保険申請件数が改善を示す内容だったこともあり、量的緩和早期終了に対する懸念が根強いため、上げ幅も限定的となった。プラチナも上昇。新しい独自材料が見当たらない中、金の上昇に連れ高となる格好。またNYダウ平均が3営業日連続で史上最高値更新を記録したことも相場を支援した。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月9日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月9日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのユーロ高ドル安を眺めた買いにより上昇。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日、アトランタ連銀での講演で「米国の経済は望ましい状況から程遠い」との見解を示したことを受けてFRBが当面は金融緩和策を維持するとの見方が強まったことや、中国の3月消費者物価指数の鈍化を受けて同国が金融引き締めに踏み切り金需要が落ち込むとの懸念が後退したことも相場の上昇につながった。プラチナも上昇、米株式市場の上昇や金の上昇に連れ高となった。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月8日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月8日、週明けNY貴金属市場の金は小幅安。先週末は米雇用統計の弱い内容を受けてリスク回避の金買いが殺到し大幅上昇したが、その反動による利食い売りで小幅下落して引けた。米著名投資家ジョージ・ソロス氏が、今後も中央銀行による金の買い付けが相場を下支えるとしながらも、安全な資金逃避先としての金の地位は損なわれたとの認識を示したとを一部で報じられたことも金相場を圧迫した。ただ、雇用統計の悪化により米当局による金融緩和が継続するとの見方が根強いことに支えられている面もあり、下げ幅は限定的だった。一方、プラチナは小動きで小幅上昇して引けた。NY外為市場で円安が加速。2009年5月以来、約3年ぶりに99円台をつけた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月5日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月5日、週末NY貴金属市場は上昇。米経済指標の発表を受け安全資産としての金が見直された。本日発表された米雇用統計で、非農業部門就業者数が8.8万人の増加にとどまり、前月改定値(26.8万人)から大きく縮小した(市場予想:20万人増)。これを受け、米経済の先行きに不透明感が広がったため、投資家のリスク回避姿勢を強まり金は買われ大幅上昇し、一時1トロイオンス=1580ドルに乗せた。プラチナも上昇。金の上昇に連動する形で買われた。しかし、終盤にかけ米景気の先行きに対する懸念から需要減退観測が浮上すると上値は抑えられた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月1日)】
■海外貴金属市況コメント■
4月1日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。イースターでロンドン市場が休場のため薄商いとなるなか金は小幅上昇して引けた。本日発表された3月の米ISM(供給管理協会)の製造業景況指数が低調であったため、外為市場でユーロ高ドル安が進行。これを受けて金が買われ1600ドル台を回復して引けた。市場では「ISM指数の低調は歳出削減の影響が出始めたとの見方もあり、米景気の先行き不透明感が強まれば、金相場の押し上げ要因となる」との指摘が聞かれた。プラチナも大幅上昇。中国国家統計局が発表した3月の製造業PMIが11ヶ月ぶりの高水準を記録したことで、工業用需要が増加するとの思惑から買われた他、南アフリカの鉱山の再編に絡む思惑も支援材料となった。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(3月27日)】
■海外貴金属市況コメント■
3月27日、NY貴金属市場の金は上昇。キプロスを発端としたユーロ圏をめぐる信用不安の再燃で買い戻された。キプロスの銀行営業再開を翌日に控えて資金流出懸念がくすぶるうえ、イタリアの格下げや再選挙実施の憶測を受け、投資家のリスク回避姿勢が優勢となり、改めて安全な資産としての金の魅力が強まった。プラチナも上昇。大きな材料のないなか金の上昇に連動しする形で買われた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(3月25日)】
■海外貴金属市況コメント■
3月25日、週明けNY貴金属市場の金は小幅安。朝方はユーロ圏諸国が25日未明まで続いた財務相会合でキプロスに対する新たな支援実施で合意したことから、安全資産としての金の魅力が後退し、一時は20日以来1600ドルの節目を割り込んだ。その後は欧米の株価の下落を受けて金に買いが集まったが、上げ幅は限定的で終盤は小幅安で引けた。一方、銀・プラチナは小幅高。朝方は金の下落に連れる格好で軟調となっていたものの、その後、金や米株価が安値から切り返したことをきっかけに反発し、小幅上昇して引けた。