金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(4月8日)】

■海外貴金属市況コメント■ 4月8日、週明けNY貴金属市場の金は小幅安。先週末は米雇用統計の弱い内容を受けてリスク回避の金買いが殺到し大幅上昇したが、その反動による利食い売りで小幅下落して引けた。米著名投資家ジョージ・ソロス氏が、今後も中央銀行による金の買い付けが相場を下支えるとしながらも、安全な資金逃避先としての金の地位は損なわれたとの認識を示したとを一部で報じられたことも金相場を圧迫した。ただ、雇用統計の悪化により米当局による金融緩和が継続するとの見方が根強いことに支えられている面もあり、下げ幅は限定的だった。一方、プラチナは小動きで小幅上昇して引けた。NY外為市場で円安が加速。2009年5月以来、約3年ぶりに99円台をつけた。
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