■海外貴金属市況コメント■
1月10日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル高・ユーロ安を眺めての買いや、イランと西側諸国の対立が続き、中東地域の地政学的リスクが高まっている事を背景に原油先物相場の上昇を受けた買いに大幅上昇。一時1トロイオンス=1640ドル台まで買われた。テクニカル面からの買い物も相場の押し上げ要因となった。ただ、終盤にかけ急激な上昇に対する警戒感から利益確定に動く向きがみられ、上げ幅を削る展開となった。一方、プラチナや銀も急伸。金に連れる格好で買いが先行する展開。中国の経済統計が良好であった事やNY株式市場の堅調推移も好感された。






最新の喜平ネックレス/ブレスレット販売相場
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(1月10日)】
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇 【海外市況(1月9日)】
■海外貴金属市況コメント■
1月9日、週明けNY貴金属市場の金は下落。朝方は外為市場で前週までのドル高・ユーロ安が一服した事で、買い戻しが先行する展開。一時1トロイオンス=1620ドル台まで値位置を切り上げた。しかし、9日に行われたドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領の首脳会談で、ユーロ危機の解決に向けた新たな具体策が打ち出されなかった為、投資マインドが再び冷え込む格好となり、中盤以降はマイナスサイドに転じ小幅下落して引けた。一方、プラチナ・銀は堅調。為替相場でのドル高一服を背景とした買いやテクニカル買いに支援され、上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇 【海外市況(12月23日)】
■海外貴金属市況コメント■
12月23日、週末NY貴金属市場の金は、小幅安。これといった材料もない中で、比較的好調な米経済統計が続いていることで米国の雇用情勢に楽観的な見方が広がり、リスク回避姿勢が後退した為、金は底堅い値動きが続いた。しかし、終盤にかけユーロ圏の債務問題を引き続き危ぶむ見方が広がり、これを嫌気した売りに押さえられた。クリスマス休暇や年末を控え多くのディーラーが長期休暇に入っているため市場参加者も少なく、商いは薄く低調。一方、銀・プラチナは反発となった。NY株式市場の上昇を受け工業用需要回復期待感で買われ小幅上昇した。パラジウムは強気のテクニカル要因で買いが続き、大幅続伸となった。シリアで自爆テロ発生の報があり、中東地域での地政学的リスクが浮上しているものの、貴金属相場への影響は与えなかった。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(12月20日)】
■海外貴金属市況コメント■
12月20日、NY貴金属市場の金は上昇。本日発表された12月のドイツIFO景況感指数や11月の米住宅着工件数が良好だったこと、さらにスペインの国債入札結果が良好だったことなどで欧州債務危機懸念が若干後退した。外為市場でユーロが対ドルで上昇しこの流れを受けリスク投資意欲が高まり金は買われ1600ドル台を回復して引けた。一方、銀やプラチナもNY株式市場の大幅上昇に好感したことや、金に連れて急反発して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(12月16日)】
■海外貴金属市況コメント■
12月16日、週末NY貴金属市場の金は上昇。これといった材料はなく、本日発表された米経済指標は強弱まちまちとなったため、さほど材料視されず積極的な商いが控えられる中、最近の下落傾向に対する反動から押し目買いの動きが広がる格好となり、一時は1トロイオンス=1600ドルを回復する場面も見られた。ただ、市場関係者の間では「株価の下落や他の金融資産の損失補てんのための換金売りが出やすい地合いは続いており、上値の重さも窺える」との声も聞かれた。一方、銀やプラチナ系貴金属は堅調。金の堅調推移に支えられたほか、売られ過ぎとの見方が広がったことで買い戻す動きが見受けられ、上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇 【海外市況(12月13日)】
■海外貴金属市況コメント■
12月13日、NY貴金属市場の金は小幅安。朝方は前日の大幅下落に対する反動から押し目を買う動きが見受けられたほか、NY原油の大幅高などにも支えられて堅調に推移していた。しかし買いが一巡すると、ユーロ圏諸国の格下げ懸念などを背景に外為市場でユーロが対ドルで下落を受け売られた。ユーロは約11ヶ月ぶりの安値を付けた。その他の貴金属は、金の軟調推移に頭抑えられながらも、原油の大幅高などに支えられ小幅高で引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(12月9日)】
■海外貴金属市況コメント■
12月9日、週末NY貴金属市場の金は上昇。朝方は欧州連合(EU)首脳会議で打ち出されたユーロ圏債務危機対策への失望感から市場センチメントが悪化したため投機筋らによる利益確定の売りが先行、軟調に推移した。しかしその後は、ミシガン大学消費者信頼感指数など相次ぐ経済指標の好調に加え、外為市場でユーロが対ドルでの上昇を受けての買いや、NY原油の上昇といった貴金属と関連性の高い外部市場に支援されたことで反転し小幅上昇して引けた。銀やプラチナ系貴金属は、週末を控えて積極的な商いの見送られる中、軟調に推移したが、その後、NY株式市場の急伸を眺めた買いに上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月30日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月30日、NY貴金属市場の金は上昇。欧州財政危機の拡大を阻止するため、日米欧など主要6中央銀行がドル資金の供給を拡大する協調行動をとると発表したことを背景に、外為市場でユーロがドルに対して急上昇。これを受け金に買いが集まった。またドル資金の供給拡大でインフレ懸念の高まりからインフレヘッジとして金を買う動きも見られた。一方、プラチナは一時は10月24日以来の安値を付ける場面も見られたが、その後は中国の預金準備率引き下げや、主要6中央銀行による危機対策などを好感した欧米株価の急伸などを背景に大幅続伸して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月29日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月29日、NY貴金属市場の金は小幅高。欧州の財務相会合を控え様子見ムードが漂うなか、本日行われたイタリア国債の入札結果が予想されたほど悪くなかったことから、欧州債務問題に対する懸念が後退したことを背景に、欧米の株価が堅調に推移したことから前日に続き投資家心理が改善し金は続伸となった。ただ、イタリア国債の利回りは上昇を続けていることに加え、外為市場でドルが対ユーロで上昇をしていることを受け、終盤にかけ上げ幅を縮小し小幅高で引けた。一方、プラチナは金や原油などの上昇に連れ高となった。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月28日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月28日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。国際通貨基金(IMF)がイタリアに対する金融支援に乗り出すとの観測や、欧州債務問題をめぐり、独仏両政府がユーロ圏の財政規律強化策を計画していると報じられたことから、債務危機の克服に向けて欧州が一段と強力な対策を打ち出すとの期待感が台頭し、欧米の株価が上昇したことで投資家心理が改善したことで、金は買われ1700ドル台を回復して引けた。一方、プラチナも株高や原油高に加え、10月の日本の自動車生産が2ヶ月ぶりに前年実績を上回ったことなどを背景買われ小幅上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月18日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月18日、週末NY貴金属市場は小幅高。外為市場でのドル安ユーロ高を受けての買いや、前日の急落に対する買い戻しで上昇。ただ、買い一巡後にドル安・ユーロ高が一服して値を戻した事から上昇幅を縮小して引けた。欧州中央銀行(ECB)が国際通貨基金(IMF)を通じて資金提供を行うとの案が出て、これが欧州債務懸念を後退させているとの声もあるが、確定的な案ではない事から、なお先行き不透明感は高いと市場関係者が見ている。一方、プラチナも上昇。金と同様に外為市場の動向や前日の急落に対する買い戻しで上昇したが上げ幅は限定的だった。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月11日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月11日、週末NY貴金属市場の金は上昇。イタリア議会の上院で財政安定法案が承認され、近く新内閣が誕生するとの見方が広がっているうえ、ギリシャでも新政権が発足したことを背景に、ユーロ圏の債務危機問題が後退し外為市場でユーロが対ドルで上昇したことや、欧米の株式市場が大幅高になるなどリスク選好度が回復。これを受けて、金にも投機資金が流入し、大幅に上昇して引けた。一方、プラチナや銀は欧米の株式市場の大幅高や金の上昇に連動する形で引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月8日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月8日、NY貴金属市場の金は上昇。朝方はイタリアの2010年度会計関連法案可決やギリシャの政局不安が一段落したことから、軟調に推移した。しかしその後売り物が一巡すると、イタリアでは野党議員の棄権でベルルスコーニ内閣は過半数割れとなったうえ、政権ナンバー2で連立与党「北部同盟」のボッシ党首がベルルスコーニ首相の辞任を要求、また野党も不信任動議を提出する意向を示し引き続き同国の政局不透明感が浮上。これを背景に、リスク回避姿勢の強まり再び安全資産としての金が買われ、終盤にかけ上昇して引けた。一方プラチナは欧米の株式市場の上昇などを背景に堅調に推移して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(11月3日)】
■海外貴金属市況コメント■
11月3日、NY貴金属市場の金は上昇。本日もギリシャ問題を背景とした逃避買いで金は堅調に推移した。ギリシャのパパンドレウ首相の進退をめぐって情報が錯綜したが、同国の支援策受け入れを巡る国民投票は回避される見通しであるとの趣きから、外為市場でユーロは対ドルで上昇。これを眺めての買いに大幅上昇して引けた。一方、プラチナや銀もNY株式市場の上昇に好感した他、金の上昇に連れて買われた。
金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月28日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月28日、週末NY貴金属市場の金は小幅安。朝方は週末を控えて市場に模様眺めムードの広がる中、昨日の強地合いを引き継いで堅調に推移した。しかしその後は外為市場でドルが対ユーロで上昇した事を眺めての売りや週末を控えての利益確定の売り、NY原油の下落などが弱材料視されて小幅下落して引けた。一方、プラチナや銀は米景気拡大を示す経済指標やユーロ圏の信用不安の後退などを背景に投資家のリスク許容度が高まったことで買いが先行した。ただ買い一巡後には、NY原油の下落など弱気な外部市場に圧迫され、上げ幅を縮小して週末の取引を終えた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月27日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月27日、NY貴金属市場市場の金は上昇。ユーロ圏首脳会議が債務危機への包括対策で基本合意したことや第3四半期の米国内総生産(GDP)速報値の堅調を受けて外為市場でユーロが対ドルで上昇。これを受け投機筋らの買いが先行した。またNY原油の急伸など国際商品価格の高騰にインフレヘッジとしての金の魅力が高まったことも買い材料に大幅上昇して引けた。一方、銀やプラチナは大幅高。世界的な景気の先行き不透明感の後退に投資家のリスク許容度が高まった他、NY原油の急騰やNY株式市場の大幅上昇も強材料視された。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月26日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月26日、NY貴金属市場市場の金は上昇。注目された欧州連合(EU)首脳会議でユーロ圏の債務危機に対する打開策への不透明感が強まったことから投資家のリスク回避志向が高まり、安全資産としての金を逃避的に買う動きが強まった。米国の追加金融緩和観測の広がりも支援材料につながった。市場では「欧州連合の首脳会議については既に織り込み済みとの見方も強いが、いずれにしても解決への道のりは遠く、目先的に金相場は強含む可能性がある」との声が聞かれた。一方、プラチナや銀も上昇。銀はインドの現物買いに支えられたほか、金の急続伸につれて上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月25日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月25日、NY貴金属市場市場の金は上昇。26日の欧州連合(EU)首脳会議前に開催が予定されていた財務相理事会の延期を受けてユーロ圏の信用不安が再燃したことや、米消費者信頼感指数の大幅な悪化を背景に投資家のリスク回避志向が高まり、安全資産としての金を逃避的に買う動きが広がった。一方、NY原油の急伸など国際商品価格の高騰にインフレヘッジとしての金の魅力が高まったことも強材料視され、1700ドルの大台を回復して取引を終えた。銀やプラチナ系貴金属も上昇。財務相理事会のキャンセルなど世界的な景気先行き懸念が強まったものの、金など主要商品高を囃した買いに連動する形で大幅上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月24日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月24日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。先週末に開催された欧州連合(EU)首脳会議でユーロ圏の債務危機に対する解決策が示されるとの期待感の高まりに好感した投資家による金を買う動きが強まった。また、中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の好調な内容を受けた同国の金塊需要増加観測に加え、原油など国際商品価格の高騰にインフレヘッジとしての金の魅力が高まり、一時20ドル以上の上げを伴う急上昇となった。銀やプラチナ系貴金属は、世界的な景気先行き不透明感の後退が好感される中、主要商品高やNY株式市場の上昇を眺めた買いに大幅上昇して引けた。NY外為市場で円は上昇、投資家のリスク回避が継続し相対的に安全とされる円が買われ1時75円後半まで上昇した。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月21日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月21日、週末NY貴金属市場の金は上昇。昨日の急落に対する反動から強気筋らによる押し目拾いの買い注文が先行。その後も、欧州連合(EU)首脳会議でユーロ圏の債務危機に対する解決策が示されるとの期待感から金に投資資金を流入させる動きが広がった。一時30ドル以上の上げを伴う急伸商状となるなど大きく値位置を引き上げた。他にも「米連邦準備制度理事会(FRB)による追加金融緩和観測の高まりも買い材料視された。一方、銀やプラチナ系貴金属は、欧州連合(EU)首脳会議への好意的な見方に加え、これに伴う主要商品高や、NY株式市場の急騰などを囃した買いが優勢となり、いずれも上昇して引けた。
金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(10月14日)】
■海外貴金属市況コメント■
10月14日、週末NY貴金属市場の金は上昇。20ヶ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、欧州債務危機の解決策に対する期待感が高まったことから、外為市場でユーロが対ドルで上昇。これを受け金は買われた。一時は利食い売りなどに頭押さえられる場面もあったが、その後は原油相場の大幅高などに支えられて水準を切り上げ、1トロイオンス=1680ドル台を回復して取引を終えた。一方、プラチナや銀も上昇。金の上昇に追随する格好となったほか、欧州債務危機の後退などを背景に米株式市場や原油相場が大幅高となったことなどにも支援され、上昇して週末の取引を終えた。