金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(9月13日)】

■海外貴金属市況コメント■ 9月13日、NY貴金属市場の金は上昇。一時1トロイオンス=1800ドルの節目を割り込む場面があったものの、これを回復して地合いを切り上げた。銀行株の乱高下で金相場も浮動したが、欧州の債務危機に対する懸念は根強く逃避先として金が選ばれやすい環境となっている。また、ドル相場が対ユーロで売られる展開となったことや、原油高などで買い戻しが入ったとの見方もある。銀も同様の値動きとなり、上昇して引けた。一方、プラチナは小幅高。市場関係者の間ではギリシャのデフォルト(債務不履行)は濃厚との見方が多数を占めている。また、ギリシャの債務危機をめぐって、米国のガイトナー財務長官が週末に開催される欧州連合(EU)財務相会合へ出席すると発表された。
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