金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(8月1日)】

■海外貴金属市況コメント■
8月1日、NY貴金属市場の金は下落。本日発表された7月の全米雇用報告(ADP)民間就業者数が事前予想を上回ったことから、米国の追加金融緩和(QE3)に対する期待感が後退し、一時は7月25日以来1600ドルを割り込んだ。その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表が待たれるなか、金は1600ドル台を回復した。しかし、取引終了後の時間外取引中に発表されたFOMCで、大方の予想通り低金利の維持が発表され、ドルがユーロに対して堅調となったことから、金は再び軟調に推移し小幅下落して引けた。銀も軟調。プラチナは中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を下回ったことで、世界的な景気減速懸念を背景に需要減退観測が強まり、下落して引けた。

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