金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(3月15日)】

■海外貴金属市況コメント■
3月15日、NY貴金属市場市場の金は上昇。米追加金融緩和観測の後退も、これまでの下落に対する売り過剰感の台頭から強気筋らによる押し目拾いの買い注文が先行。また、米週間新規失業保険申請件数の改善やニューヨーク連銀・製造業景況指数の堅調を受けて投資家のリスク許容度が回復した他、ユーロに対するドル安の進展など貴金属と関連性の高い外部市場の動向も強材料視されて騰勢を強め金は買われた。一方で銀とプラチナは、金相場の急反発を映した安値修正の流れに地合いを引き締める展開。その後も、(対ユーロでの)ドル相場の下落に加え、米景気回復期待を背景にした需要増加観測の広がりに支援され、上昇して引けた。

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