金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(2月28日)】

■海外貴金属市況コメント■
2月28日、NY貴金属市場の金は上昇。朝方発表された1月の米耐久財受注などの経済統計が低調であったため、外為市場でユーロが対ドルで上昇これを受けファンド筋等の買いが先行した。一時、約3ヶ月半ぶりとなる1トロイオンス=1790ドル台まで上昇した。その後、2月の米消費者信頼感指数が良好であった事でドルが反発し金も軟調に推移したが、明日の欧州中央銀行(ECB)による期間3年の資金供給への期待感から再びユーロ高・ドル安に振れたため、金は再び買われ上昇して引けた。一方、プラチナや銀も堅調。ドルの軟調を眺めた買い物が先行する展開。ただ、米国経済の先行き不透明感や原油相場の下落を嫌気し、白金は上げ幅を縮小して引けた。

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