金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安 【海外市況(1月31日)】

■海外貴金属市況コメント■
1月31日、NY貴金属市場の金は上昇。前日の欧州連合(EU)首脳会議では、ユーロ導入国などに財政赤字の削減を義務付ける「新財政協定」の締結が合意に至ったものの、債務危機解決への具体的な道筋は示されなかったことに加え、本日発表された米経済指標が軒並み弱気な内容となったこともあり、リスク回避姿勢が広がったことから金買いが先行。一時は1トロイオンス=1750ドルを試す水準まで上昇するなど、約1ヶ月半ぶりの高値を付けた。しかしその後は、外為市場でユーロが対ドルで軟化を眺めての売りに上げ幅を縮小して引けた。一方、プラチナはNY株式市場の軟調に売り物が先行し下落して引けた。

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