金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(1月12日)】

■海外貴金属市況コメント■
1月12日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でドル高・ユーロ安が一服したことや、注目されていたスペイン国債やイタリア国債の入札が順調に終了した事で投資家心理が改善。ファンド筋の買い物が先行する展開となり、一時1トロイオンス=1660ドル台まで浮上。約1ヶ月ぶりの高値圏に浮上した。インドや中国の実需の伸びを期待する向きに支援された。銀は続伸。金に連れて買いが先行する展開。終値ベースでは約1ヶ月ぶりの30ドル台回復となった。一方、プラチナは金や他の貴金属の上昇に連れて堅調に推移。しかし、低調な経済統計を受けて欧米の株式市場が伸び悩みとなったため、工業用需要の回復が遅れるとの見方が広がり、次第に上げ幅を削り小幅高で引けた。

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