金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(5月1日)】

5月1日、NY貴金属市場の金は下落。NY原油先物相場の急落や、最近の上昇基調に対する反動からの利食い売りに押された。一時1450ドルの節目を割り込むなど、大きく水準を切り下げて取引を終えた。ただ、本取引終了後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で、実質のゼロ金利政策の維持や現行の金融緩和政策の継続が示されると、これを好感した買い戻しも見られたが上昇には転じるほどではなかった。一方、プラチナも大幅下落。ADP全米雇用報告の民間就業者数の低調な内容を受けて米景気先行き不安や米株式市場の大幅下落に圧迫されたほか、金相場の急落にも追随して売り物が殺到する展開で、1470ドルの節目を割り込んで引けた。
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