金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格 【海外市況(10月3日)】

■海外貴金属市況コメント■ 10月3日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。ギリシャ政府が2011年の財政赤字の削減目標を達成できないとの見通しを発表。これを受け、同国のデフォルト(債務不履行)懸念が再び高まったことを背景に、金は堅調に推移。一時1トロイオンス=1660ドル台まで値を伸ばした。しかし、その後発表された米経済統計が良好であったことを眺め、利食い売りも見られたが終盤大幅上昇して引けた。欧州の大手金融機関UBSは1ヶ月先の金価格見通しを前回までの1950ドルから1775ドルに下方修正。また、3ヶ月先も従来の2100ドルから1950ドルに引き下げた。銀も上昇。これといった材料に乏しいなか、金相場の上昇に連れる格好で買い物が先行した。
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