金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(8月17日)】

■海外貴金属市況コメント■ 8月17日、NY貴金属市場の金は上昇。朝方は外為市場でドルが軟調に推移している事を眺めて買い物が先行。1トロイオンス=1790ドル台まで値を伸ばした。その後、1800ドルの大台を前に利益確定の売り物が優勢となり軟調に推移する場面も見られたが、本日発表された米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回った事で、インフレ警戒感が台頭。また、欧米の景気先行きやユーロ圏の債務問題に対する懸念が根強い事も金相場の押し上げ要因となり、取引終盤には再び1790ドル台に浮上。昨日に続き、終値ベースでの史上最高値更新して引けた。一方、プラチナはドル安や金相場の上伸を眺めた買い物が先行。テクニカル要因なども加わり上昇して引けた。
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