金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安【海外市況(3月11日)】

■海外貴金属市況コメント■ 3月11日、週明けNY貴金属市場の金は小幅高。これといった材料のないなか、8日に欧州系格付け会社フィッチ・レーティングスがイタリア国債の格付けを引き下げたことや、9日に発表された中国の工業生産などの経済指標が冴えない内容となったことを受け、投資家らの安全資産として金を買う向きが強まった。しかし、本日は主要な経済指標などの発表がなく様子見ムードが漂ったこともあり、終盤にかけ売り買いが交錯するなか小幅上昇して引けた。一方、プラチナは小幅安。米金融緩和の早期終了観測が引き続き弱材料視されたほか、利益確定の売りに押された。
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