金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(3月7日)】
■海外貴金属市況コメント■
3月7日、NY貴金属市場の金は小幅高。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が定例理事会の記者会見でユーロ圏の景気回復見通しについて楽観的な見通しを示した。これを受けて外為市場でユーロ高ドル安に振れたことから、金は強含みとなった。また、米国の2月の金貨販売が好調だったことなど、現物需要が旺盛なことも好感された。しかし、節目とされてきた1トロイオンス=1585ドルを上抜けられなかったことから、利食い売りに押され上げ幅を縮小し小幅高で引けた。一方、プラチナは反発。世界的な株価上昇による需要増による期待感やファンド筋による買いで上昇して引けた。