金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇 【海外市況(9月28日)】

■海外貴金属市況コメント■ 9月28日、週末NY貴金属市場の金は下落。これといった材料のないなか、朝方は外為市場でのユーロ安ドル高を眺めての売りに軟調に推移した。ただ、NY原油の上昇など国際商品価格の高騰に加え、最近の各国中央銀行による追加金融緩和の実施によりインフレヘッジとしての金の魅力が高まったことから安値では買いも見られ、下げ幅を限定的となり小幅下落して引けた。銀も小幅安、金相場の下落が弱材料視されて地合いを緩めた。一方、プラチナは上昇。引き続き南アフリカのストに絡んだ供給障害への懸念を囃して買いが集まった。
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