金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安 【海外市況(2月16日)】

■海外貴金属市況コメント■
2月16日、NY貴金属市場の金は小幅高。朝方は、引き続きギリシャへの第2次支援を巡る不透明感から外為市場でユーロ安ドル高が進行、これを受け金は軟調に推移した。しかしその後は、20日に開催予定のユーロ圏財務相会合でギリシャ向けの第2次支援が承認される見込みと報じられたことを受け、一転し対ユーロでドル安に振れたことから、投機筋の買い戻しで上昇し小幅高で引けた。一方、銀とプラチナは金同様に序盤、対ユーロでのドル高が嫌気され下落する展開。しかし売り一巡後は、NY株式市場の急伸やユーロ相場が一転ドル安に振れたことで下げ幅を縮小した。プラチナ生産世界第2位のインパラ・プラチナム社が2012年会計年度のプラチナ生産を26.31トンと発表。前年同期の29.61トンから(3.3トン)減少。また、相場見通しもプラチナが1450~1800ドル、パラジウムは600~850ドルとしている。

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