金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇 【海外市況(2月3日)】

■海外貴金属市況コメント■
2月3日、週末NY貴金属市場の金は下落。本日は市場の注目を集めていた1月の米雇用統計が発表され、非農業部門就業者数が24万3000人増と市場予想(15万人増)を大幅に上回ったほか、失業率も8.3%と市場予想(8.5%)を下回るなどともに改善を示す内容。加えて、その後発表された1月の米ISM(供給管理協会)非製造業景況指数も良好な数字だったため、安全資産としての魅力が低下して金は売られる格好。また、米経済指標の改善を受けてドルが対ユーロで強含んだことも相場を圧迫した。一方、プラチナは金の大幅安などに圧迫される一方で、米経済指標の改善を受けてNYダウが大幅高となったことに支えられるなど売り買いが交錯するなか小幅上昇して引けた。

ページトップ