金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(5月10日)】

5月10日、週末NY貴金属市場の金は下落。NY外為市場でドルが米国の景気回復期待感から上昇し、円は対ドルで約4年半ぶりの101円後半をつけた。対ユーロでも上昇し、これに嫌気した売りにより大幅下落して引けた。市場では米国経済の回復期待が強まっており、米の量的緩和策の早期終結観測や世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストの金保有高の減少傾向も相場を圧迫した。他にもドイツ銀行がこの日2013年の金相場の見通しを下方修正した事も売りにつながった。プラチナも下落。NY原油先物相場の軟調や金の下落に連動する形で引けた。
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