金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(9月6日)】

■海外貴金属市況コメント■ 9月6日、連休明けNY貴金属市場の金は下落。欧米経済の先行き懸念を背景に投資資金を株などから金に振り向ける動きが膨らみ、一時は8月23日に付けた史上最高値(1トロイオンス=1917.90ドル)を更新し1923.70ドルまで上昇。しかしその後は、スイス国立銀行が対ユーロでのスイスフラン高を食い止めるため無制限の為替介入を実施すると発表したことを受け、金と同様に安全資産として買われていたスイスフランが対主要通貨で急落。金もこれに連動し連れ安となった。一方、プラチナや銀も米株式市場の急落やテクニカル要因に圧迫されたほか、金が高値圏から大きく水準を切り下げたことも弱材料視され、下落して引けた。
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