金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇 【海外市況(8月8日)】

■海外貴金属市況コメント■ 8月8日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。前週末(市場引け後)に発表されたスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国債の格下げを背景に、リスク回避を目的とした買いで金は急騰し、史上最高値を更新するとともに初の1700ドル乗せを見せる形となった。S&Pによる格下げに関しては、格下げを行ったにも関わらず見通しは「ネガティブ」を維持して更なる格下げの可能性に言及。この流れを受けNY株式市場の大幅下落、米市場ではリスク資産を手放す動きが加速、安全資産としての金に買いがあつまった。銀・プラチナも上昇。米欧の株式急落などを背景に下落する場面もあったものの、金の急騰に連れて引っ張られ上昇して引けた。
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