金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安 【海外市況(8月3日)】

■海外貴金属市況コメント■ 8月3日、NY貴金属市場の金は上昇。国際通貨基金(IMF)が公表した統計の中で、アジア圏やロシアなどの中央銀行が金現物の保有高を増加させていることが判明したことに加え、引き続きユーロ圏の債務懸念や米経済への懸念が燻ぶっていることによるリスク回避姿勢の高まりを受け、投機筋の買いで続伸。一時1トロイオンス=1675.90ドルまで上昇し連日で史上最高値を更新した。ただ終盤にかけては、2日間で50ドル以上急騰したことで利益確定の売りで上げ幅を削る展開になった。一方、プラチナは続落。本日発表の米サプライ管理協会(ISM)非製造業景況指数が低下し、米経済への先行き不安が高まり工業需要の減少懸念から下落して引けた。
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