金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安【海外市況(3月18日)】
■海外貴金属市況コメント■
3月18日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。キプロスの銀行預金削減措置をきっかけに欧州不安の再燃し、安全資産としての金が買われた。また同様の措置が他のユーロ圏諸国にも広がりかねかねないとの懸念が高まり、およそ三週間ぶりに1600ドル台を回復して引けた。一方、プラチナは下落。早い時間には金の上昇に連動して買われたが、終盤にかけキプロス問題を発端に欧州債務危機の再燃が投資家の売りを誘い下落して引けた。