■海外貴金属市況コメント■
9月4日、連休明けNY貴金属市場の金は上昇。米追加金融緩和観測を材料に買われ、一時1701.60ドル台と3月13日以来約5ヶ月半ぶりの高値を付けた。前週末31日のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言をきっかけに、市場では追加金融緩和策を通じた資金供給の拡大を織り込んだ動きが広がりつつある。そのため外為市場ではドルを売ってユーロを買う動きが活発になり金は堅調に推移した。一方、銀やプラチナも市場での追加金融緩和期待感の高まりから資金流入観測によって買いが膨らみ大幅上昇して引けた。