金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(8月28日)】

■海外貴金属市況コメント■ 8月28日、NY貴金属市場の金は下落。朝方は最近の強地合いに対する反動などから売り物が先行し、一時1トロイオンス=1660ドルを割り込む場面があった。しかしその後は、本日発表の8月の米消費者信頼感指数が予想よりも悪く9ヶ月ぶりの低水準になったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和第3弾(QE3)観測が高まり、下げ幅を縮小した。市場からは「週末のFRB議長の講演や来週にECB理事会が控え、金融政策への思惑が入り混じる中、目先は底固く推移するだろう」との声が聞かれた。銀は下落。一方、プラチナは南アのマリカナは白金鉱山のストに目立った進展がない中、最近の高値による投機筋の利食い売りに押され下落して引けた。
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