金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安 【海外市況(7月20日)】

■海外貴金属市況コメント■ 7月20日、週末NY貴金属市場の金は小幅高。朝方はユーロ圏財務問題に対する懸念やスペイン国債の利回り上昇などを受け、外為市場でドル高・ユーロ安が進行。これを眺めた売りや、市場のリスク回避姿勢の強まりを背景に金は売り込まれる展開が続いた。しかし、取引後半からはロシアの中央銀行が金準備を6月中に6.2トン(約20万トロイオンス)増加させたと報じられた事を背景に買い戻され小幅高で引けた。銀は上昇。一方、プラチナは下落。市場のリスク回避を受けて売りが先行し、その後は金の動きを眺めて買い戻され下落幅を縮小したものの、マイナスサイドで引ける格好となった。
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