金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇 【海外市況(7月17日)】

■海外貴金属市況コメント■ 7月17日、NY貴金属市場の金は小幅安。バーナンキFRB議長の議会証言待ちで小動きが続いていたものの議会証言後には米国の早期金融緩和期待の後退から外為市場でドル高・ユーロ安が進行したことやNY株式市場の下落に嫌気した売りに下落した。しかし、その後はドル高や株安が一服して値を戻した(株式はプラスサイドに転じる)事を眺めて金も買い戻され、小幅下落で引けた。バーナンキFRB議長の議会証言に関しては、QE3に対する具体的な言及が無かった事が市場の失望感を呼んだようである。一方、プラチナは小幅高。バーナンキFRB議長の議会証言を受けたドル高や株安を背景にマイナスサイドで推移する場面もあったものの、取引後半からは値を戻して小幅ながらもプラスサイドで引けた。
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