金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:安 【海外市況(5月10日)】

■海外貴金属市況コメント■ 5月10日、NY貴金属市場の金は小幅高。最近の下落トレンドに対する反動から押し目買いが見受けられたことなどから、1トロイオンス=1600ドルを回復する場面もあった。欧州連合(EU)ユーロ諸国でつくる欧州金融安定化基金(EFSF)が9日、総額1300億ユーロの第2次ギリシャ支援に基づき、42億ユーロの融資を実行すると発表。ただ、ギリシャの政局混迷などによる欧州債務懸念が根強いことで上値は抑えられたほか、新規の独自材料が不足していることもあり値動きは小幅なものにとどまった。市場からは「中期的にはギリシャ問題の動向や同国のユーロ離脱議論が浮上する可能性を受け、金相場は圧迫されるのでは」との声が聞かれた。一方、プラチナはテクニカル要因による買い物に支えられ、一時は1500ドルを回復したが、その後は欧州債務懸念の根強さなどに圧迫されて続落し小幅安で引けた。
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