金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(5月7日)】

■海外貴金属市況コメント■ 5月7日、週明けNY貴金属市場の金は小幅安。朝方は前週末に米雇用統計の悪化を背景とした追加金融緩和観測の高まりなどにより、上昇した分の利益確定の売りに軟調に推移。NY原油の下落やギリシャの選挙の結果などを受けたユーロ安・ドル高に圧迫され、一時は1トロイオンス=1630ドル台前半まで下落。ただその後はNY原油が安値圏から大きく切り返したことや、ユーロ安・ドル高が一服したことを眺めて買い戻しが入ったため、下げ幅を縮小して取引を終えた。一方プラチナは、金の下落に連れ安となったほか、原油安などといった外部環境の弱さにも圧迫される展開。ただ、売られ過ぎとの見方から買い戻しが入ったことに加え、原油や米株価の下げ渋りにも支えられ、下げ幅を縮小し小幅安で引けた。  
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