金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安 【海外市況(4月30日)】

■海外貴金属市況コメント■ 4月30日、週明けNY貴金属市場の金は小幅安。朝方は米個人消費支出やスペインの第1・四半期の国内総生産(GDP)の低調を背景に売られ弱地合いを緩める展開。またNY原油の下落など貴金属相場と関連性の高い外部市場の動向にも圧迫され、一時は約20ドル程度の下げを伴う急落商状となった。ただその後終盤にかけ値ごろ感からの買い戻しが入った他、同原油相場の下げ一服が好感されて急速に値を戻し前週末比ほぼ変わらずの小幅安で引けた。一方 銀やプラチナは、ユーロ圏の信用不安の再燃などに投資家のリスク回避姿勢の強まる中、主要商品安やNY株式市場の軟化が嫌気した売り下落した。しかし、金と同様に終盤にかけ買い戻され小幅下落して引けた。
ページトップ